サントラ気になる

昨日は更新しませんでしたが別に二日酔いになってたわけじゃないですよー二日酔いしたことないです。我を忘れるくらい酔ったこともないです。いつも意識はっきり。ビールは好きじゃなかったはずなのに気づいたら飲めるようになってました。まぁそんなことは置いといて、そろそろBBMの感想を書かねばならないかなーと思います。
と言っても、何を書けばいいのやら。観終わっての率直な感想からすると、首を縦に振って絶賛するのではなく、むしろ傾ける感じでした。でも「良くない」という意味ではないのです。判断が付けられないというか…。気づいたらイニスとジャックのこと思い出してる自分がいるわで、また観に行きたいなーと思わされるという、ちょっと不思議な感触を残してくれる映画でした。後を引くね。
でも、この映画に関しては、私は全然「〜だったらよかったのに」と思うことはないです。確かにあの結末は切ないけど、だからこそあそこまで美しい物語になりえたんじゃないかと思う。離れているからこそあんなに魂を焦がしあうように激しく求めあえたのでしょう。二人の愛し合う場所が「山」というのもとてもロマンティックですよね。愛し合うたびに神様のいる神聖な天に近づくのだから。
これゲイムービーなのかなぁ。性別を除いては、とってもベタな話じゃないですか(それにイニスの場合は「男が好き」じゃなくて「ジャックだから好き」って印象が強いし)。CUTでも言ってたけど、この映画を非凡にさせてるのは同性愛っていうキーワード、ただそれだけだと思う。で、そのキーワードがファンタジーに仕上げていると思うんですよね。結局これはわたしたちヘテロが描くお話にしかすぎないんだよなーやっぱり色眼鏡無しの目では見れてなくて、美化してしまうものなんだよなーと、ちょっとギクッと思わされてショックでした。これが素直に首を縦に振れないなぁと思った理由の一つだと思うんですが。だけど、映画の中みたいに差別的に見てないってことだけはマシなのかもしれない。