一番

今年は、「今年発売されたもの」も買ったけど、同じぐらい「去年以降に発売されたもの」も買っているので微妙なところなんですが、とりあえず「今年発売されたもの」の中での一番を決めてしまおうかと思います。

去年はすぐに「これが一番!」と言ってしまったけど*1、今年はけっこう悩みました。それだけいろんな素晴らしいアーティストさんに会えたということではあると思いますが。
総合的に見て、やっぱりこれが一位かな。

Pieces of the People We Love

Pieces of the People We Love

音も言葉も素晴らしい。
彼らのカテゴリというのは、所謂ダンスミュージックかもしれないけど、言葉としてかなり鋭いものを持っていて驚きました。是非日本盤で、歌詞を読んで聴いて欲しいです。特にルークさんの書く詩がわたしは好き。ドキドキしちゃう。
重く、何かが降臨してくるような幕開けの一曲目・Don Gon Do Itからゾクゾクして、サックスの音色がお洒落なシングル曲のGet Myself Into It、ルークさんの悩ましげな声にすっかり惑わされてしまったThe Devil、思わずマティさんが女子高生を引き連れてダンスしてる姿が浮かんでくる*2、狂騒的なWAYUHに、浮遊感のあるCallin Me。そして最後は痛みを帯びつつも、不思議な多幸感があるLive In Sunshineで幕を閉じるという、この流れも素晴らしいと思います。ジャケットもお洒落ですし。
今年一番出会えてよかったーと思うバンドでした。ただサマソニ後にハマったので、すっかり見逃してしまい残念…まぁ二日目はもともと不参加だったんですが。来日…してくれないかなぁ。
今度は、今年良く聴いたものを紹介しようと思います。
順位はたぶん付けられないっす…。付けれたら付けよう!

*1:ベビシャンを選んでしまった…恥ずかしいけど、やっぱりピート・ドハーティという才能に出会えたことが嬉しかったので

*2:そう思ってたら、本当に女の子を引き連れて踊ってました→http://www.youtube.com/watch?v=d0bzmjZQYno