I won't tear you heart out

All Or Nothing

All Or Nothing

やっと出たSubwaysの2ndアルバム。グランジグランジと言われてたけど、そんなにグランジではないと思われ。グランジといえばニルバーナの1stしか所有していない私が言ってもまったく信用ならないけど。激しい曲でもSubwaysならではの風通しの良さがちゃんとあります。ギターがゴリゴリで気持ちよいー。
でも今回私が一番グッと来たのは歌詞です。ぼんやりと訳詞をパラパラ見てたら「えぇぇビリーがこんな詞書いてるの?」とびっくりしました。中でもとくにドキッとさせられたのが「I won't let you down」です。「その心臓をえぐり出したりしないよ」*1って!Subwaysが心臓をえぐりだすなんて言葉を使い出すとは思いもよらなかったよ。ただ歌詞を先に呼んでから曲を聴いたら、歌詞を好きになりすぎて「あららなんだこの陳腐なハードロックは…」と思ってしまったんですが、気づいたらこればっかリピートしている不思議。陳腐かもしれないけどいいっす。ビリーのシャウトたまんねっす。逆にこんな男気あふれるシャウトするバンド今いないよ陳腐じゃないよ。
と、音も勿論だけど、言葉がとくに飛躍的に成長した印象を受けたのでした。歌えなくなったり大変だったもんね…そんな色々な経験をしたからこういう言葉が出てきたんだろうなぁと思ってたら、ビリーとシャーロットが破局していたなんて!
なんかとても悲しくなってしまったよ。残念だけど、こればかりはどうしようもならないもんなぁ。

*1:こういう詞(説明できん)にめっぽう弱いですわたし