苦手なものの魅力がわかると嬉しい

もう9月も終わるというのにまだサマソニについて何も触れてなかった…!!明日は絶対書けないので(どりぼず行ってきますー千秋楽当ててくれたお友達ネ申!!)、書きたいと思います。
今年一番印象に残ったのはInterpolです。
前にもここで言ったように、Interpolは苦手でした。
何が苦手に感じたかというと、全体を覆うトーンの均一さ。1st、2ndと聴いても取り立てて変化も無く、ちょっと息苦しい感じで面白みに欠ける印象。
でもやっぱりこれだけ欧米では人気あるし、ビジュアル的なアティテュードは大好きなバンドなのでどんなものか見てみることにしたら…これがとてもかっこよかったんですよねぇ
Obstacle1*1が終わったとこで二階で見てたけど慌てて降りていきました。アルバムを聞いててしっくり来なかった均一さがライブでは確固たる俺様イズムという貫禄として感じとられた。バンドなりの美学があるんだろうなぁって。筋が通ってる感じ。
そしたらBuzzのインタビューでポールが「周りからどんなに浮きまくっていても、建物は存在し続ける。あのあつかましい感じがすごく好きで、僕たちの作るものにも通ずるところがあると思う」って言ってて、めちゃくちゃ納得してしまった。うんうん、そんな感じ。聴いてないけど3rdもあんま変わっていないんだろうなぁ。でもそこがInterpolの良さなんだよね。
演奏も安定してるし、ポールの歌声がCDそのまんま!!ポールといえばよく見えなかったけど凄まじく美人オーラを出しててびっくりしました。前はもっとクマさんみたいな感じだったのになー
カルロスさんの変わりっぷりは、私は全然オッケーです。てゆか今のが好きかも…笑。
一番印象に残ったのに、ちょこっとしか見れなかったので、今度日本に来たらガッツリ見たいっす!
で、二番目に印象に残ったのはArctic Monkeys
Kooksが大のお気に入りの私にとってはもっぱら目の敵なので*2、気に食わなかったんだけど笑、このライブは良かったなぁ。
メインステージのトリにも関わらず、淡々と飄々とやっているところが良い。でも本人たちはすっごい嬉しそうなんだけどね。
しかし彼らの楽曲は、ライブで聴いた方が断然いいね。とにかく躍らせてしまう即効性がある。去年はKooks終わって気づいたら猿の大渋滞!っつーか周りがもう完全に「猿で暴れたい」奴ら100%だったので、その居心地の悪さで音が体に全然入ってこなかったけど、今回はかーなり後ろの方にいたためそんな奴らもいなく、ちゃんとお猿ちゃんの音と向き合えました。かっこよかった。すっごく暴れたい!って衝動に駆られましたよ。
でも「やっぱ曲かっこいいなー」と思ったんだけど、家で聴く気にならんのはどうしてか。

*1:Interpolで一番好きな曲

*2:日本でのKooksの過小評価っぷりは本気でむかつく